エチオピアの火山灰がオマーンとイエメンに向かう中、サウジアラビアが反応


灰の動きを継続的に監視

サウジ官報 国立気象センター(NCM)のスポークスマン、フセイン・アル・カータニ氏は、同センターは先進的な国家システムを使用して雲の動きと気象パターンを24時間監視していると述べたと伝えられた。

「現在の指標では、火山灰が王国の大気へ向かう経路は示されていない。気象状況は継続的に監視され、更新されている」と同氏は述べた。

灰はイエメンとオマーンに向かって流れる

エチオピアのアファル地方にある長年休眠していたハリ・グッビ火山が日曜日の朝に噴火し、噴煙が紅海を越えてイエメンとオマーンに向かって噴出した。近隣の村アフデラは砂埃にまみれていた。地元行政官モハメッド・サイード氏は死傷者は出なかったと述べたが、動物たちが餌を見つけるのに苦労しているため、爆発は牧畜民に経済的影響を与える可能性があると警告した。

影響を受ける観光業

人気の観光地ダナキル砂漠近くの村は月曜日も降灰に覆われたままで、観光客やガイドらが立ち往生した。

当局者らは火山から立ち上る巨大な噴煙の写真や動画を共有し、噴火の規模を浮き彫りにした。