長く休火山だった火山が1万2000年ぶりに噴火、村は灰に沈む


エチオピアで長らく休火山だった火山が約1万2000年ぶりに噴火し、近隣の村が灰とすすで覆われたと当局が発表した。

エリトリア国境近くのアファル地方にあるハイレ・グッビ火山が日曜日の朝、数時間にわたって噴火した。

エリトリア国境近くのアファール地方にあるヘイリー・グッビ火山が日曜日の朝、数時間にわたって噴火した。 AP

近代史上初の火山噴火では、巨大な噴煙が噴出し、隣接するアフデラ村が砂塵に包まれました。

大規模な爆発による灰の雲が紅海を越えてイエメンとオマーンに向かって流れ込んだ。

住民のアーメド・アブデラさんは「煙と灰とともに突然爆弾が投げ込まれたような気分だった」と語った。

地元行政官モハマド・サイード氏によると、死傷者はいなかった。しかし、火山の目覚めは地元の牛飼いコミュニティに影響を与える可能性がある。

高さ 1,600 フィートに達するこの火山は、2 つのプレートが交わる地質活動が活発な地域であるリフト バレー内にあります。 ロイター経由

同氏は、「これまでのところ人命や家畜の損失は出ていないが、多くの村が灰に包まれ、その結果、動物たちの食べるものがほとんどなくなっている」と語った。

アブデラ氏によると、ダナキル砂漠近くの村は月曜日になってもまだ灰に覆われており、観光客やガイドが立ち往生したままだという。

その火山は隣の村に灰をまき散らした。 AP

スミソニアン博物館の世界火山活動プログラムによると、約 11,700 年前の最終氷河期の終わりから始まった地質時代である完新世にヘイリー ガビが噴火した記録はありません。

高さ 1,600 フィートに達するこの火山は、2 つのプレートが交わる地質活動が活発な地域であるリフト バレー内にあります。

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