エチオピアのハイレ・グッビ火山が1万年ぶりに噴火した。時計
公開日: 2025 年 11 月 24 日午後 10 時 50 分 (IST)
エチオピアのエルタ・エール山脈にある長く静かな火山が、約1万年ぶりに噴火した。
エチオピアのハイレ・グッビ火山からの巨大な火山灰の雲がインド北部に向けて移動し始めており、今後数日のうちに航空機の運航に影響を与える可能性がある。
トゥールーズ火山灰諮問センター(VAAC)によると、エチオピアのエルタ・エール山脈にある長く静かな火山が約1万年ぶりに噴火した。
突然の火山の噴火により、巨大な火山灰の雲が紅海を越えてオマーンとイエメンに向かって流れ、その後東に移動しました。
(HT.com はビデオの信頼性を独自に検証できませんでした)
ソーシャルメディアで共有された動画では、火山から巨大な噴煙が立ち上り、それを一目見ようと人々が走っている様子が映されている。
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地元行政官のモハメド・サイード氏はAP通信に対し、負傷者は出なかったが、爆発は地元社会に経済的影響を与える可能性があると述べた。
同氏は、「これまでのところ人命や家畜の損失は出ていないが、多くの村が灰に覆われ、その結果動物たちの食べるものもほとんどなくなっている」と語った。
インドへの影響
エチオピアのハイレ・グッビ火山の噴火による濃い灰の雲が月曜日の夜にインド北西部に到達すると予想されており、その噴煙はグジャラート州に入り、数時間以内にラジャスタン州、デリー・NCR、パンジャーブ州に向かうと予想されているとHTが報じた。
IMDによると、噴煙は火山灰、二酸化硫黄、さらには小さな岩石の粒子で構成され、地表から約10~15キロメートルの高さにあり、主に飛行に影響を与えるとしている。
ムンバイ空港関係者は「フライトは目的地変更かキャンセルを余儀なくされた。今日の運航への影響は最小限だが、火曜日には状況が悪化することが予想される」と述べた。
