「灰をかぶった爆弾」:氷河期以来初めて火山が噴火、エチオピアの地元住民


エチオピア北部の長い休眠中のハイエリ・グッビ火山の近くに住む住民は、1万2000年間の休眠を経て日曜日の朝に火山が噴火した瞬間を思い出した。同氏が「衝撃波」と表現したこの火山の噴火は、火山灰の雲を紅海を越えてイエメンとオマーンに向けて送った。

「灰をかぶった爆弾」:氷河期以来初めて火山が噴火、エチオピアの地元住民
アファール政府通信局が公開した写真には、2025年11月23日日曜日、エチオピアのアファール地方にある、現在は休眠中のハイレ・グッビ火山から立ち上る灰と煙が写っている。(AP通信)

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エチオピアのアファル地方にあるハイエリ・グッビ火山は、隣接するアフデラ村を砂埃で覆った。

AP通信は、アファル地域の住民アフメド・アブデラさんの話として、「煙と灰とともに、突然爆弾が投げ込まれたような気分だった」と伝えた。同氏によると、観光名所であるダナキル砂漠近くの村は月曜になってもまだ降灰に覆われており、砂漠に向かった観光客やガイドらがそこで足止めされているという。

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ソーシャルメディアで共有されたビデオには、爆発現場から立ち上る厚い白煙が映っていた。

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スミソニアン博物館の世界火山活動プログラムはAFP通信に対し、ハイエリ・グッビでは約1万2000年前の最終氷河期の終わりに始まった完新世には既知の噴火がなかったと語った。

火山学者でミシガン工科大学教授のサイモン・カーン氏も、ヘイリー・ガビ氏には「完新世の噴火の記録はない」と述べたと伝えられた。

飛行機の運航が中断される

エチオピアの火山噴火による火山灰の雲がインドに到達する中、インドの航空会社エア・インディアやアカサ航空などの航空会社は火曜日、一部の便をキャンセルすると発表した。

伝えられるところによると、インドの航空規制当局が爆発後に特定の場所に向かう飛行機に予防点検を実施するよう航空会社に指示したことを受け、エア・インディアは月曜と火曜に11便をキャンセルした。

アカサ航空は、ジェッダ、クウェート、アブダビなど中東の目的地への定期便を2日間にわたり停止したと発表した。

(代理店からの情報提供あり)